有機農業ネットワークとちぎ

「有機」という言葉は、「いのちあるもの」という意味です。ですから「有機農業」は「いのちのある農業」という意味になります。農業は本来、微生物や作物や家畜のいのちを育てるものであり、そのいのちによって私たちのいのちもまた支えられてきました。

ところが、いつの頃からか農業も経済性ばかりが重視され、「いのちのある」農業より「お金のある」農業に向かって走り続けてきました。その結果、食べ物にとって最も大切な生命力が失われ、それを食べる私たち人間の生命力も衰え、そしていのちを大切にしようとする社会や自然環境まで失われようとしています。

私たちは農業が本来進むべき道は「いのちのある」農業であると考え、その道を試行錯誤しながらも歩こうとしています。この「有機農業」と呼ばれる道は、誰かが見つけてくれるものではなく、みんなで考え、それぞれ実践し、発見していくあぜ道です。

あなたも「有機農業ネットワークとちぎ」に参加して、私たちと一緒にあぜ道を歩きませんか。

 

「有機農業ネットワークとちぎ」は農業者だけでなく、どなたでも参加することができるネットワークです。

 農や食、環境問題に関心のある人々が集い、豊かな自然環境と健全な食を守り、後世に引き継ぐために、さまざまな情報を交換し、共に考え、地域に根ざした活動をすることを目的としています。

代表  小野寺幸絵  (爽菜農園)

副代表 小林 裕次    (コバちゃん農場) 

事務局 稲田 健   (ともくさ農園)

 

会報誌「それぞれ」